岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科
古生物学研究室
恐竜・古生物学コース
講義の方針
① ゲート(入口)となる
学問は足でするものです。実際に行って、見て、そして自分の頭で考えるものです。「講義がゲート(入口)となって、ゲートの向こうにあるフィールド現場や博物館、図書館に足を運びたくなる」そういう講義を目指しています。
② できるだけ「もの」を見る、触れる
教室での講義は、できるだけ「標本」を見たり触れたりできるようにします。写真や映像ではわからないものを学ぶためです。実習では、野外や博物館などで、「もの」を見ることを重視します。実際に化石を採集したり、地層をじっくり観察する 「現場体験」が貴重と考えています。
担当科目
①生物地球概論I (1年生)(分担)
地質学・古生物学のフィールドワーク作法を学びます。
①野外調査法実習I (1年生)(分担・化石担当)
野外で化石を採集したり、博物館の化石展示を見ます。
②古生物学概論 (2年生)(分担)
無脊椎動物を含む様々な化石について、古生物学の基本を標本を見ながら学びます。
②野外調査法実習 II (2年生)(分担・化石担当)
岡山県内を中心に野外で化石採集や化石の産状観察、室内処理を学びます。
※分担:ほかの先生と共に担当する講義です。
詳しくは講義のシラバスをご覧ください。
③古生態学(3年生)
脊椎動物の生活環境と体の仕組・運動・行動の関係や進化を学びます。
③古生物学実習(3年生)(分担)
野外観察と採集、恐竜の骨学などを学びます。
北九州・庄原巡検、勝山・金沢巡検、動物の解剖、化石プレパレーションと標本作りなど内容は盛りだくさんです。
③野外博物館実習(3年生)(分担)
博物館の仕事の基礎を学びます。
実際に六館の博物館をバックヤードも含めて見学し実務を学びます。展示作りを通して仕事の理解を深めます。
④卒業研究(4年生)
各自のテーマに従って研究を進め論文を仕上げます。
古生物学特論 (院生)
研究事例を中心に学びます。